「じゃあそろそろ四つん這いに♪」
背中にじっとりかいた汗が流れ落ちます。
快感が体の中で渦巻いているようです。
四つん這いになると、嬢は僕の足の間に正座します。
かすかにオイルの残る手を、そろそろと玉にあてがうのです。
そうしてもろだしの快感部分を、撫で上げてきます。
「ん、んん・・・」
強烈な快感ではありませんが、火のついた体が刺激を欲するのです。
嬢はオイルを手に垂らすと、正座した膝にオイルのしずくがぽたっと垂れて濡らします。
体の下から除くと、そのしずくがいやらしい光景を見せるのです。
期待が高まる頭に、『早く触って・・・』という思いがこびりつきます。
嬢は答えるように、その手をそっと股の間へ差し込んでくる。
しかしサオをすぐに刺激することはしないで、足の付け根をさわさわと触れてくるのです。
「あう、んん・・・」
気持ちはいいけれど、物足りない。
その感覚に腰がかすかにプルプルと震えてしまいます。
甘い快感を前に、焦らすような弱い快感。
嬢が指先で軽く玉を撫でるごとに「アッ」と叫んでしまいますが、肝心な部分にはなかなか触れません。
快感の拷問。
早く欲しいという思いで、そそり立ったサオがぴくぴくと動くのです。
そうして焦らされてから、嬢はもう一度オイルを手に足します。
ようやく、手が伸ばされてきて今度はいきなり亀頭を包み込む。
突然の刺激に腰がびくんと反応します。
「うう、ぐううううう!」
うしろから差し込まれた手でぐりぐりと、圧迫するような亀頭責め。
嬢のもう一つの手は玉を持つように根元を絞ります。
うしろからかぶされた手の肉が、甘酸っぱい刺激を与えます。
「あああぐううううううううくうーーーー!」
うしろからの刺激は強烈で、腰を跳ね上げさせます。
嬢はその動きに合わせて追ってくるように亀頭をぐりぐりとこすりあげる。
覗き込むと、亀頭が艶めかしい触手に絡み取られて舐られているのです。
うしろから無慈悲な責め。
その興奮と快感から腕に力が入らなくなり、顔をベッドに突っ伏してしまいます。
「はあはあ、うううううーーー!」
「あーやらしいあつあつちんぽ♪」
嬢はサオをうしろにしっぽのように引き出します。
そうして根元を絞るとそそり立たせ、ドアノブのようにぐりぐりと亀頭をねじります。
粘膜を焼き切るような刺激が、快感に置き換わる。
「ぐふううぅぅーーーーー!!」
亀頭がねじ切れそうなほどに熱くなりますが、さらに血流が快感を流すのです。
じっとり背中には汗が噴き出しています。
嬢は掌で、圧迫するように亀頭を嬲ります。
腰を突き出しては声にならない喘ぎ声をあげる。
「ががあああああーーいいーーー!!」
額にかいた汗を何とかぬぐうと、横を見つめます。
そこにはこのホテルに時々備え付けている鏡。
嬢は四つん這いの後ろに引き出したサオを握りしめ、亀頭をねじ回しています。
感じるだけの体勢。
ぐちゅぐちゅと嬢の掌が亀頭へまとわりついて粘膜を手でなめとります。
腰を突き抜ける甘酸っぱさが、理性をとろかす。
「はあ、あぐうううう、ちんぽーーーー! いいーーー!」
嬢はふと、体を僕のお尻と背中につけてきます。
密着すると、両手を腰の左右から差し込んでくる。
そそり立つ方向へ戻されたサオは僕の腰の下ですが、嬢の手がずりっと伸びてきます。
嬢の体を預けられ、サオの根元をそのまま絞られて亀頭をつかみあげられます。
ぐりぐりと、完全疑似後背位での亀頭責め。
「あふっ、あううううううーーーー」
甘い密着と下からの亀頭の快感が挟み込んでくるのです。
亀頭の快感に思わず腰を振りあげると、嬢が体で受け止めます。
ひそかに拘束された体位で、粘膜がこすり続けられます。
「ギンギン♪」
亀頭を掌でこすり続ける嬢は、後ろから甘ったるい声をかけてきます。
嬢は今度はピストンするように、亀頭をしごきます。
オイルでヌルヌルの嬢の手の肉が、綿のように圧迫してくるのです。
「ふぐうううううーーー!」
またも腰を突き出しますが、嬢が体で受け止めるのです。
じゅぷじゅぷと、ピストンする動き。
思わず湧き上がってくるものが。
「いっちゃう!」
嬢はすっと亀頭から一度手を放しますが、再び亀頭を撫で上げます。
「ぐぐぐうううううぅぅぅぅ・・・」
亀頭責めそのものでの寸止めです。
快楽の苦痛が亀頭を満たし、上がってきた液体を落とします。
嬢はまたサオをうしろへ引き出します。
そしてしっぽのようになったサオの先端を、ぐりぐりとねじりまわすのです。
「はううう、うううううう!!」
息が一瞬止まる強烈な快感に、再び頭をベッドへ突っ伏します。
「あつあつちんぽ♪」
嬢は亀頭をねじ回しながらピストンします。
お腹までえぐるような鋭い快感が、次第に甘酸っぱくなる。
苦しみの混じる快感に思わず液体を吐き出したくなるのですが、めりめりと後ろへ引き出されたサオが快感に溺れるだけです。
引き出されたサオのかすかな苦痛が、快感に上乗せされて脳を刺激します。
「が、あああううううーーー、ふあああああああーーーー」
喘ぎ声だけが満たす室内は、自分の熱気で室温が上がったようです。
嬢は反応を楽しむように、手を止めることなく亀頭をすりあげてきます。
余力を絞って体を持ち上げると、後ろに引き出されたサオが、嬢の指にからめとられているのが見えます。
くちゅ、くちゅっと征服されたサオをピストンされる。
その刺激に再び喘ぎ声で室内を満たすのでした。
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